北海道に転勤・移住で初めて住む方のためのブログ

関西空港から新千歳空港で友人を迎え北海道道南の大人の旅をしてきました。

クリスマスツリー 旅行

定年の記念に北海道を旅行したいという学生時代の友人と登別温泉と函館そして札幌と道南の旅を企画して自家用車で気軽な二人旅をしてきました。

4日間という期間でしたが、予定どおり効率良く楽しめましたので同じような計画を立てている方がおられましたら是非参考にしてください。

新千歳空港

関西空港からピーチで10時55分着の便で予定どおり定刻で到着。ただ前の便が何故か欠航になっており、その便でなかったことが今回の旅の幸運の始まりでした。

ただ唯一残念なのは初日、雪は降っていないものの天候はあまり良くなく雨であったことでした。傘は車に積んであったので特に問題はなかったのですが、晴れていればもっと良かったというところです。

ウポポイ

新千歳空港から車で近年話題の白老の民族共生象徴空間『ウポポイ』に向かいました。所要時間は約40分で丁度正午近くにウポポイに到着しました。

入場門手前のフードコートで食事をとろうとしたのですが、丁度昼時ということもあり結構並んでいたため、近くにあるリムセというカフェに行き、野菜カレーを頂きました。美味しかったです。

事前にチケット購入と予約を済ましていたため(基本2000人を想定し事前購入事前予約が原則)、そのまま入場し博物館に入場しましたが博物館の事前予約が13:00にしていたため、一旦博物館を出てウエカリチセという体験交流ホールまで行き無料の整理券で演舞や映画の予約(開始時間の1時間前から整理券を配布)をとり、その後博物館の展示を閲覧しました。

現在は予約で会場が満員になることはないようですが、コロナが明けて入場者が多くなるとそれぞれの施設もしっかり開催時間を把握して事前予約の確認が必要になると感じました。

登別温泉(1泊目)

この日はウポポイから約1時間、車で走り登別温泉の入り口にある小さな旅館『花鐘亭はなや』さんに宿泊しました。実はこの旅館には30年前にも同じ友人と北海道旅行した時に宿泊した思い出の場所でした。

時代の流れを感じるとともに当時のことを懐かしく感じました。

温泉は旅館同様小さいですが源泉かけ流しで30年前と変わらずとてもいい湯でした。

食事は朝夕2食、部屋食でぜいたくな懐石料理で久しぶりの再会でのんびり話せました。

五稜郭

登別温泉から約2時間半高速道路を走り、五稜郭へ向かいました。

途中函館に入りお昼になったので地元では有名なバーガーショップ『ラッキーピエロ』で一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」を注文しました。地元でも人気の店のようで、テイクアウトで待っている客も多くいました。

チャイニーズチキンバーガーはボリュームも充分でとても美味しかったです。

五稜郭に着くとまず五稜郭公園横の市営駐車場に車を停め、五稜郭タワーに向かいました。

これまで何度も五稜郭には来ていましたが、今回この五稜郭タワーに上るのは初めてのことでした。

榎本武揚がこの五稜郭で籠城したことや、若き新選組副長土方歳三が箱館戦争で命を落としたことなど改めて歴史を確認するいい機会になりました。

そのあと後年再建された函館奉行所にも入館して当時の歴史にさらに触れることができました。

友人もこの施設は来て本当によかったと言っていました。

函館元町・ベイエリア

函館の観光の定番である多くの教会がある元町エリアそして海岸エリアである金森倉庫では、地元のお土産のお店やビアホールなどのレストランがありました。

有名な八幡坂なども小高い丘から海を見下ろした風景は写真でよく見る絶景でした。

函館山

16時になると冬のこの季節は日没が早まり、函館ロープウェイ乗り場に向かいました。麓にある駐車場に車を置いて、ロープウェイで一気に山頂まで上がります。このロープウェイは北海道でも一番収容人員が多く、5分おきに出ておりほとんど待つことなく乗れました。

夜景の時間帯はバスやタクシー以外の自家用車は直接上がることができないので注意ください。

天気も良く、函館山からの夜景もとても綺麗に見ることができました。

たまたま2階のティーラウンジで休憩しようとして入ったところ幸運にも窓際の席がたまたま空き、そこで100万ドルの夜景を見ながらコーヒーをゆっくり飲むことができました。

下りのロープウェイは乗車待ちの長い列が 建物の外までできており、いったい下りるのに何時間かかるのか不安になりましたが、意外にも予想を裏切り、約20分待ちで下りることができました。

湯の川温泉(2泊目)

函館の夜は唯一の温泉である湯の川温泉『花びしホテル』で素泊まりで宿泊しました。

部屋も広くベットもあり、温泉2つもありゆったりと入ることができぐっすり寝ることができました。

この日はホテルの近くの居酒屋で夕食をとることにして湯の川の街に出掛けました。一番近かった居酒屋の赤ちょうちんはいっぱいで入れず、近くのつぼ八でいいか?と言っていたところ、海鮮和風居酒屋「和市」とういうお店が目に入り思い切って入ってみました。

ここが意外に正解で、特製刺身盛り合わせはとても新鮮でどれも美味しかった。常連客もいましたが、マスター一人で切り盛りしていました。冷えたビールでゆっくりとできました。

函館朝市

朝食はホテルでとらず、函館駅横の函館朝市で海鮮丼を食べました。以前訪問した時よりかなり観光化されておりお店も増えておりましたが、30年以上前からある老舗のきくよ食堂へ向かいました。

さすがに人気のきくよ食堂だけあって、朝から並んでました。待つこと数十分、ようやく店内へ、さっそく私はほたて・うに・いくらの巴丼、友人はかに・うに・いくらの3種お好み丼にしました。

さすがにうまいの一言。価格はいずれも税抜きで2080円なので高くはないと思います。

その後、朝市の海鮮市場の駅二市場でいか釣体験をしようと行ったところ、残念ながらこの日はいかの不漁でいか釣りはお休み、代わりに500円でえび釣り体験になっていた。残念。

もし、いか釣り体験をしていればその場で生きたイカをさばいて食べれるようなので是非体験してみてください。

札幌観光へ

この日はまだトラピスチヌ修道院や他の函館の観光地に行く予定をしていたが、札幌の施設無料化キャンペーンで多くの施設が期間限定で入場無料であることがわかり、札幌に戻ることになりました。

途中で函館のコンビニの長谷川ストアの焼き鳥弁当を買い、高速道路の有珠山SAで食べることにしました。

ハセガワストアは函館で一番店舗数の多いコンビニエンスストアで北海道の地場企業どうしコンビニのセイコマートと提携しています。

焼き鳥弁当は実は中身は豚串でオリジナルのタレもしくは塩での味付けでコンビニの弁当の粋を超えていました。

写真ではまだ串を抜いていませんが、食べ方としてはふたを開けて串を弁当箱の溝に合わせてふたでしっかり押さえて抜いてから食べるというのが正式な食べ方のようです。

羊ヶ丘展望台・藻岩山ロープウェイから大倉山ジャンプ台へ

まずはクラーク博士の銅像のある羊ヶ丘展望台に行きました。

ここではラベンダーの匂い袋づくり体験を無料で体験。無料の割に予想外にすいていた。

ジンギスカン料理のお店にはほとんど客はいなかった。

続いて藻岩山ロープウェイ乗り場を目指したが、ここはいっぱいで駐車場に入れず登り口で入場規制されていたので急遽大倉山ジャンプ台に連絡してまだは入れることを確認したうえでジャンプ台の駐車場へ向かった。

大倉山ジャンプ台の駐車場はここもすでに満車であったが、たまたま入口すぐの車が出たためそこにすぐ止めることができた。本当に運が良いとしか言いようがない。

実は30年前にもこの大倉山ジャンプ台には訪れていたが、当時は乗車料が高いと断念して下から眺めただけだったことを思い出しました。今回は無料だったので何の躊躇もなく乗れましたが・・

大倉山ジャンプ台のリフトに乗り、ジャンプ台頂上より夜景を見るためしばらく頂上で暗くなるのを待ちました。

リフトで降りてから、閉まるまでオリンピックミュージアムを見学しました。

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スープカレー

この日は夕食に北海道の道民食であるスープカレーをどうしても友人に食べてもらいたく、私が札幌市内で一番好きな店『エスパーイトウ』で「エスパーチキンベジタブル」を注文しました。友人は辛いのがあまり得意でないようなので辛さ1で頼みました。(私は辛さ4)

いつもと変わらず野菜もチキンもうまい。

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札幌大通(3泊目)

最終日は私は一旦家に帰り、友人のみ大通のホテルリソルトリニティ札幌まで送ります。

このホテルは14階に大浴場もあり、部屋も広い高級ホテルのようですが、今は安い料金で宿泊できます。朝食だけは1500円は高級ホテル価格のようです。

札幌テレビ塔・札幌時計台・豊平館へ

札幌の観光施設の入場が無料なこともあり、午前中に3つの施設を回りました。平日であったこともあり、無料であるにも関わらずどこもすいていました。

特に豊平館ではゆっくりその歴史を映像で見て、趣ある喫茶室ハルニレでコーヒーとクッキーを注文しました。

施設がすいている中ゆっくりくつろげました。

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新千歳空港

札幌市内をなんとか午前中に出発し、約1時間で新千歳空港へ

空港内のグルメ館内北海道ラーメン道場で最後に思い残すことがないよう札幌ラーメンを食べました。

友人が味噌よりしょうゆというので札幌飛燕(ヒエン)のしょうゆラーメンを食べました。

初めて食べた味でしたが、美味しかったです。

その後友人は、私のいち押しのお土産のとうきびチョコと2番押しの白い恋人を買って関空へ飛び立ちました。

札幌の人気のお菓子10種をお土産としての観点から採点してみました。

まとめ

今回は季節的にも冬ということもあり、道南エリアで札幌から函館方面を選びましたが、もし夏のシーズンであれば道東や道北また富良野・美瑛といった道央も選択肢になります。

とにかく北海道は広いのである程度の日程を確保してのんびり旅行するのがいいと思います。

かかった費用は概算でガソリン代7千円、高速代1万円、入場料はうぽぽいの1200円と函館ロープウェイの1500円宿泊は2泊で3万/人程度で食事も入れるとざっくり5万/人ぐらいです。もちろん友人の飛行機代は別ですが・・・

出来るなら、レンタカーでも車で回ると効率よく回れます。その都度駐車場代がばかにならないこともありますが・・・

4日程度で車で道南を回るのであれば是非参考ください。

今回の旅行は予定外のことも多かったのですが、タイミング良くうまくいったことも多かった。

30年ぶりの旅行でしたが、まるで我々の人生のようにいろいろ思うことが多い大人の旅でした。

とにかくリフレッシュできたので友人にも感謝です。

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