北海道に転勤・移住で初めて住む方のためのブログ

札幌のゴミ出しは分別が他の地域より多く結構大変です。

ゴミステーション 札幌

その地域に住まないとゴミ出しの分別や方法が全国それぞれ違うのは分かるのですが、札幌市は特に分別数が多く、転勤などで初めて札幌に来られる方は最初は驚かれることが多いようです。今回は初めて札幌に来られた方のためにその分別の種類とゴミの出し方について紹介します。

札幌のごみ出しの場所はごみステーションといいます

全国のごみ出し場所の呼称はエリアによって違いますが、北海道では『ごみステーション』といいます。全国的には下記のような様々な呼び方があるようです。

ごみ置き場、ごみ収集所、収集BOX、ごみBOX、ごみ収集エリア、クリーンステーションなど

札幌のゴミ分別はなんと9種類もあります。

全国的にゴミの削減はそれぞれの地方自治体でも大きな課題になっていますが、札幌市は特にこの問題には積極的に取り組んでおり、分別を細かく設定することで少しでもゴミの削減を目指しています。

有償ごみ 2種類(燃やせるごみ・燃やせないごみ)

札幌では下記の写真の4種類の有償ごみ袋で燃やせるごみと燃やせないごみに分けてごみステーションにごみを出します。袋自体は燃やせるごみ、燃やせないごみ共用です。しかしながら札幌市ごみ袋はとても高いです。 全国でも5本の指にはいるくらい高いようです。

なんと 5L  10枚入りで 100円
   10L  10枚入りで 100円
   20L  10枚入りで 100円
   40L   5枚入りで 400円  (スーパーなどではどこでも同じ値段で販売しています)

そのため札幌住民は少しでもごみを減らす努力をします。我が家の場合はまず、半透明の袋に小分けに有償ごみを入れておきその後40Lの有償袋に押し込んでいきます。有償袋は意外に強度もあり、多少の力がかかっても破れません。とにかくゴミ出し日当日に詰められるだけごみをつめてごみステーションに出すようにしています。もちろん下記の無償で出せるごみは間違えることなく分別し確実に指定日に出すようにしています。

その他分別が必要な無償ごみ 7種類(無償別袋OK)

  • スプレー缶・カセットボンベ
  • 筒型乾電池
  • 雑がみ
  • 枝・葉・草
  • 加熱式(電子)たばこ・ライター
  • 容器包装(プラスチック)
  • びん・缶・ペットボトル

無償で出せるごみは必ず分別して出すことで安全な処理とリサイクルの観点でごみを減らすことができますし、有償ごみ袋の節約にもつながります。

これらの無償ごみは透明または半透明の別袋にいれて、同じ日に収集されるごみと分けて出す必要があります。

ちなみに紙でも新聞・雑誌そして段ボールといった即リサイクルできるごみは別途回収拠点に無料で持ち込めます。

また、家庭からでる小型家電も無料で回収拠点に持ち込むこともできます。(ただしテレビや洗濯機、エアコンや冷蔵庫などの大型家電はダメです)

ゴミ出しの日程もゴミの種類で細かく曜日指定されています

札幌市の家庭ごみ収集カレンダーというものが町内会から配布されます(1回/年)
引越されたときに必ずカレンダーをもらってください。

それぞれのエリアにより分別ごとの回収日が細かく指定されています。

まとめ

札幌のごみの出し方の細かさを紹介してきましたが、特に冬場のごみステーションは雪に包まれてしまいますので、きっちり指定通りごみが出されないと回収にも大きく影響を与えます。

回収時間においても収集日の朝、8:30までに出すのがエチケットになります。

また、大型ごみは別途ごみ収集センターまで連絡が必要で決められた日に戸別収集になります。

特に都会から来られた方も当初はその細かさに驚くようですが、慣れてしまえばそんなに大変に感じることはありません。札幌市民は札幌市のごみの削減に最大限協力する気質が強く、分別を間違えてごみ出ししないようにしていますのでご理解願います。

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