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令和3年北海道観光マスター検定受験直前対策と考察

問題用紙 北海道

令和3年度の北海道観光マスター検定の試験日まで残すところあと約1ケ月になり、受験申込期限も迫ってきておりますが、受験されるみなさま方は充分な準備ができていますでしょうか?今回は具体的に令和2年の試験問題を例にあげてテクニック的な対策を考えていきたいと思います。

試験当日の流れ

試験開始時間は14:00からですが、どんな試験でも同様ですが最低でも30分前には受付を済ますようにしましょう。基本的に遅刻すると入場は認められません。

普段馴染みのない試験会場なら尚更早めに入ることをお勧めします。また令和2年度からは入場するときにコロナ対策のための体温検査もあり、通常より入場に時間がかかります。

当日の必需品は受験票と筆記用具(HBかBの鉛筆がシャープペンシル)そして消しゴムです。これだけは忘れずに!

時計は腕時計のみスマートフォンなどは使用できません。

また試験時間は90分で、開始後30分で退出することも可能ですが必ず事前にトイレに行っておくことをお勧めします。

試験の出題形式

基本的には問題は50問すべて下記のパターンの問いになります。

1、(  )にあてはまるものを下記の選択肢から選び記号を記入ください。

2、次の文章のなかで正しいものを一つ選び記号を記入ください。

3、次の組み合わせのなかで正しいものを一つ選び記号を記入ください。

4、次の文章のなかで間違っているものを一つ選び記号を記入ください。

5、次の組み合わせの中で間違っているものを ひとつ選び記号を記入ください。

6、次の文の(  )の①②③に当てはまる組み合わせを記入ください

基本的に選択肢のア~ケまで(4択が多い)の中からひとつ選ぶのですが、正しいものを選ぶパターンと間違っているものを選ぶパターンがランダムに出てきますので早とちりしないように願います。

令和2年の問題文例の検証

次の文のうち、間違っているものを一つ選び、解答用紙にその記号を記入しなさい

ア 北海道の森林は、人工林の割合が高い

イ 北海道の農家は、一戸当たりの経営耕地面積は都道府県の13倍となっている。

ウ 北海道の海岸線は4447kmにも及び漁業には恵まれた自然条件を有している。

エ 坑内堀炭鉱は現在1つしか残っていない。

正解 ア  天然林の割合が断然多いことさえ知っていれば他は分からなくても回答できます。

次の湖のうち、湖沼遊覧船が就航しているカルデラ湖として、正しいものを一つ選び、解答用紙にその記号を記入しなさい

ア 摩周湖

イ 朱鞠内湖

ウ 然別湖

エ 支笏湖

正解 エ  カルデラ湖はアとエ 遊覧できるのは支笏湖のほう

次の自治体と観光対象の組み合わせとして、間違っているものを一つ選び、解答用紙にその記号を記入しなさい。

ア 知内町 - 青函トンネル記念館

イ 木古内町 - 咸臨丸終焉の碑

ウ 江差町 - 開陽丸記念館

エ 今金町 - ピリカ遺跡

正解 ア  青函トンネル記念館は松前郡福島町にあります。

温泉地とその近郊にある観光資源の組み合わせとして、正しいものを一つ選び、解答用紙にその記号を記入しなさい。

ア 層雲峡温泉 - 敷島の滝

イ 旭岳温泉 - 姿見の池

ウ 白金温泉 - 羽衣の滝

エ 天人峡温泉 - 銀河の滝

正解 イ  温泉と滝(池)が合っているのは旭岳温泉のみ

次のウポポイ(民族共生象徴空間)の記述として、間違っているものを一つ選び、解答用紙にその記号を記入しなさい。

ア ウポポイは2020年7月にオープンした。

イ ウポポイは、アイヌ文化の復興・民族の共生に関するナショナルセンターとして整備された。

ウ 愛称のウポポイは、アイヌ語で(おおぜいで)歌うことを意味している。

エ ウポポイは白老町モケウニ沼の周辺にある。

正解 エ  ウポポイはポロト湖畔にあります。

次の文に当てはまる語句として、正しいものを一つ選び、解答用紙にその記号を記入しなさい。 2017年の観光白書によると、(1)自然との関わり (2)アクティビティー (3)異文化体験の3要素のうち少なくとも2つを含む旅行形態。

ア グリーンツーリズム

イ エコツーリズム

ウ サイクルツーリズム

エ アドベンチャートラベル

正解 エ  これはガイドブックにも無く、調べないと普通は分からないがおそらく問題の最後の旅行形態というのがトラベルへ導くヒントなのかもしれない。

出題問題の注意点

1、間違っているもの・正しいものを一つ選びという問いは全部を知らなくても一文でも確実に覚えていれば正解できます。(問題1、2)

2、組み合わせとして正しいもの・間違っているものを一つ選ぶ場合はすべて知ってないと回答できないケースもある。(問題3、4) 難易度 高

3、近年話題になった時事ネタは問題になるケースが多い
例として令和二年は2020年できたウポポイに関する問題と2019年後半のG20観光大臣会合に関する問題が出題された。(問題5)

4、テキストの観光ハンドブックには全く記載されていない問題も1つ2つは出題されることもある。
(問題6)

まとめ

今回分析してきた令和2年の問題ですが、実際には昨年出題された問題の内容は令和3年には基本的には出題されません。そのため今回の問題の内容はあまり対策の意味で効果はありませんが、逆にそのエリアや分野は出題されないと判断してもいいとも考えられます。

今回の分析で特に参考いただきたいことはあくまで出題され方(ひっかけ問題)に注意することと、その解答の選択肢に慣れて臨んでいただきたいことです。解答時間は90分と問題量と比較してもたっぷりありますのでゆっくりと問題を読み解いていただくことが大切です。

みなさんの健闘をお祈りしております。

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