私が北海道観光マスター検定を受験した背景
私は北海道がとにかく好きで単純に来道者に北海道の良さを伝えたいと考えたことや北海道に関する知識をより詳しく知り、正確で分かりやすい説明ができるようになりたいということが自分の中にありました。
定年を迎えたということもあり、将来ボランティアでも北海道に来られる観光のお客様にガイドできるまでになって北海道の観光に少しでも貢献したいという思いもありました。
9月に受験を申し込んでから慌てて試験勉強
まずは商工会議所にて公式テキスト第7版を購入【2800円】(一般には大手書店にしかないようだ)とにかく一度読破(140ページ)するものの、なかなか内容が頭に入らない。どこから覚えていいのか分からない。 過去の問題をやってみるが、マニアックな問題が多くて難しくほとんど正解できない。2ケ月でほんとうに70%以上回答できるのか不安になる。
検定受験のための暗記法
まず北海道観光マスター検定公式テキストを読む
全7章特に第3章の北海道のエリア別観光地をしっかり読む(他にも歴史・祭り・自然・交通などがある)検定の問題のウエイトは観光地の章からがほぼ7割の出題だそうです。特にこの第3章の中の黒字の固有名詞はノートに書きながら覚える。
重要なワードを覚えるためカード(ミニノート)を使用した
最初は学生時代に英単語で使用したような単語カードを100円ショップで購入して使用していたが、覚えなければいけない固有名詞が多いため効率を上げるため100円ショップで販売されている裏表書けるようなミニノートに切り替えて1ページの重要な暗記ワードと関連づけたワード数を増やして同時に覚えるようにした。
カレンダーの裏に覚えにくい関連の固有名詞を列挙してトイレや自室の壁に貼る
何度もカードやミニノートを使用しても覚えきれない難しいワードは普段いる時間が長い場所に視界に入るようにして覚えました。とにかく共通のキーワード「湖」「峠」「美術館」等でも日本で一番とか、北海道で○○ケ所など数値をからめて覚える必要があります。特に令和2年はウポポイの開設年度であったため出題されたように、最近起こった出来事などは出題傾向があります。
道内の地名や峠、湖や川など北海道地図で位置関係を覚える
私のような移住者の場合、北海道の地理的な位置関係の知識が不足しており今回北海道地図に覚えたい峠や川、湖、国道、岬などの位置関係を視覚で覚えることで地理的にイメージで記憶しやすくなりました。
受験対策セミナーを受講
受講日程は10月10日土曜日、場所は北海道経済センター8階(札幌商工会議所内)
10:00~12:30 1~3章
12:30~13:30 昼休み
13:30~17:00 4~7章
【ほぼ1日のセミナーになります】
とにかく勉強する意識を上げるきっかけをつくるため、検定試験の申込と同時に対策セミナーを申し込みました。なんと8800円と結構なお値段です。(締め切りがあるので期日に注意ください)
このセミナーは札幌・旭川・苫小牧・千歳の各商工会議所にて開催されており、私は札幌会場で受講しました。私は運よく前の方の席でしたが、かなりの人が参加しておりましたが講師の先生が大きな声(マイク)で分かりやすく説明していただいていたため、後ろの席でも充分聴き取ることはできると思いました。
受験
受験日 11月23日(祝)例年ほぼこの日に実施しているようです。
開始時間:14時から90分間だが、早くできた人は決められた時間の30分以降は先に提出して帰宅してもOKでした。私は回答に迷った問題があったため結構ぎりぎりまでいました。
受験日前で気になったのは受験票が申し込んでもすぐ来ないことです。慌てずに待ちましょう(試験日7~10日前)未着の問合せ期間も決められています。
合格
合格発表は12月10日、WEBでも商工会議所の掲示板でも確認できます。
問題用紙は回収されないため、自己採点はすぐできます。私の自己採点は94点でした。
検定試験に合格したら
合格証書の交付は12月24日以降になります。
(合格証書は受験票と引き換えになりますので無くすことがないようにご注意)
合格証書と別にカードタイプの認定証と徽章のバッチも交付されます。
まとめ(必ず合格するためには)
最後に本当に短期学習で合格するには、何といっても受験対策セミナーを受けることをお勧めします。
このセミナーの参加費は8800円と高額でもあり、敬遠される方もいらっしゃいますが、私の場合この講習を受けていなければ合格できていなかったと思います。
理由はこの講習の中で特にとか今回ここはしっかり覚えてとか出題されるヒントのような説明があるためです。またここは昨年出題されたからとあえて出題されない項目も教えてくれたりしますので、それだけでもかなり覚える範囲が絞りこめるためです。
問題自体は比較的難しいものが多いため、このヒントがなければ現実70点以上とれたかどうか不明です。実際にヒントで出ると分かっていた問題も1問間違えてしまいました。講習日当日は札幌に釧路から列車で日帰りでセミナーに参加されていた方もおられました。逆にセミナーさえ受講すれば短期間でも1発で合格できるといえます。近い過去の問題はほぼ出題されないこともあり、過去問をやる必要はありません。
これだけマニアックで簡単とはいえない試験であるにもかかわらず50%以上の合格率である理由はまさにこの受験対策セミナーであることが体験してはじめて分かりました。
令和2年度の合格率は56.6%であったのに令和3年度は42.7%で難易度は上がったようです。
以上のまとめを参考にいただき、よほどの北海道の知識に自信のある人以外は是非セミナーに参加して1発合格目指してください。
なお、今年度の北海道観光マスター検定に挑戦しようという方は下記の記事も合わせて参考にしてください。
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