北海道観光マスターという検定について
私が札幌に移り住んでずいぶん経つというのに、しかも2021年で第16回目というのにこの検定の存在を知ったのは2020年でした。私は北海道が大好きで移り住んだのに実は北海道のことに関してそこまで詳しい知識がないことに気が付き、この北海道観光マスター検定を受験したのが2020年の第15回でした。
なので北海道移住者のみなさんにはこの検定を早めに知っていただき、関心のある方にはぜひ挑戦していただき少しでもこの北海道の良さを北海道に訪れる方々に伝えていただきたいと思います。
また、現在のコロナ禍においては中々困難なことも多いですが、コロナが明けて観光が戻ることを願いたいと思います。
試験の目的
この検定は北海道を訪れる観光客の方々に対し、北海道内の各地域の住民が、その地域の観光知識のみならず北海道全体に関する知識を幅広く持ち観光振興への意識とホスピタリティの向上を図ることのようです。
主催・協力団体
主催は北海道商工会議所連合会・道内各地商工会議所です。
後援は北海道経済産業局・北海道開発局・北海道運輸局・北海道・北海道教育委員会
協賛は札幌国際大学、北海道観光振興機構、北海道遺産協議会、日本ホテル協会北海道支部、日本旅行業協会北海道支部、札幌エアラインズアソシエーション、北海道観光ボランティア連絡協議会、北海道経済連合会、北海道産業団体協議会、北海道旅客鉄道株式会社、北海道新聞社です。
検定試験実施概要(令和2年度、第15回)
1、試験日:11月29日の祝日 場所:道内各地商工会議所
2、募集開始:9月1日
3、受験申込締切:10月30日 受験申込者は664人でした。
4、合格発表日:12月10日
5、試験時間:14時~ (試験時間90分)
6、受験料:5000円(税込)
7、合格基準:選択式問題 50問X2点 70点以上 合格率は56.6%でした。
(14回は49%の合格率)1年おきに合格率が上下しています。なので16回の合格率は50%を切る可能性があります。令和3年度(16回)の合格率は最終42.7%という結果でした。
8、合格者平均点が83.6点、受験者の平均年齢が36歳(10代から70代まで)
受験者の男女比は55:45でした。
令和3年度の試験募集要項
令和3年度も前年度同様の内容及びスケジュールになっています。
受験締め切りは例年10月末のようですが、申し込み期間内でも会場が満員になり次第、申し込みが終了になることもあるようですのでお気をつけ下さい。
検定試験募集内容の詳細は下記公式Webサイトにて確認ください。
検定の出題範囲
まず、95%は公式テキスト(北海道商工会議所連合会発行の北海道観光ハンドブック)の中から出題されます。(応用編あり)
残りの5%はテキスト外の問題が出題されるようですので北海道に関する知識のベースはあるに越したことはありません。
出題分野:北海道の基礎情報、観光地、歴史、祭り、自然、交通
新型コロナウィルス感染拡大に伴う対応について
国内での新型コロナウィルス感染拡大にともない、国や自治体から施行中止要請が出された場合は会場変更や施工中止になる可能性もありますが、いずれにしても適宜Webサイト確認が必要です。
新型コロナウィルス感染症に罹患している恐れのある受験者および当日、発熱(37.5度以上)や咳、咽頭痛などの症状のある場合も受験できません。
受験者の内訳
主に観光客に対応するホテル関係者や飲食店、タクシー・バスを始めとする観光産業に従事されている方、観光学を学んでられる学生さん、もちろん私のように生涯学習のような趣味に近い方も多数いるようです。
合格すると
「北海道観光マスター」の称号を付与されるとともに合格証書、認定証、襟章の交付と「北海道観光マスターの会」に入会することができます。
この会は北海道の観光振興を展開する上で具体的な活動をしていくために組織された団体です。各地の商工会議所と連携し、ボランティアガイドの認定や登録の斡旋や地域で実施される様な観光関連事業への参画などを通じて会員のレベルアップと地元商工会議所との相互連携を図り、北海道観光を側面から盛り上げていくのが使命の会だそうです。
しかしながら、現在は具体的な活動は不透明である。
詳細は下記添付リンクを参照ください。
まとめ
これを読んでいただいて、もし興味をお持ちの方がいらしたら令和2年度私の体験談を是非お読みください。最後に短期間でも必ず合格するヒントがその記事の中にありますので必ず最後までお読みになってください。
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